災害に備えを!マジックで子どもと共に学ぶ「防災劇場」 笑いあり、驚きありの防災&災害グッズのマジックショー(2014年3月10日)

「リビングくらしナビ」より

防災劇場の座長、山口(マジシャンKassy)さんの「こんな時、みんなならどうする~」という爽やかな呼びかけにイキイキと答える子どもたち。

CMA資格保有パフォーマーによる、災害時を想定して描きながらも、コミカルな動きで笑いを誘うドラマ仕立ての防災セミナー。

防災を学んでいるとは思えないほど和やかな雰囲気に包まれています。

その中でも印象に残ったのは、暴風雨に巻き込まれた人たちを描いたシーン。

強風の中、持っている傘が壊れて飛ばされたり、風に立ち向かう男性の体が、あり得ない角度まで斜めになるなどを、映画のスローモーション再生のような仕掛けで表現。

特に傘が飛ばされる瞬間の、壊れていく状態や顔の表情はリアルで、私も経験したことがあるのを思い出してつい笑ってしました。

高貝さん(公益社団法人危機管理協会 専務理事)によれば、「災害時にとるべき行動と、危機管理協会が認定した防災グッズの紹介や使用方法等を盛り込んだプロのマジックショーを始めたのは、親子が災害についてオープンに語り合うきっかけにして欲しかったから」とのこと。

マジックショー「防災劇場」火災を設定し、防災グッズ『手投げ消火液弾』を実演

災害に対応する心を育てる“防災会議”をしよう

いざという時、子どもを守るためには、「“物”と“心”の両方の準備が必要」と高貝さんは訴えます。

“物”は備蓄食や役立つ道具、“心”はいざという時にどうするか、防災の意識を会話の中で育てること。そのためには、家族で防災会議をするのが効果的だそう。
そこで、防災会議の始め方を教えていただきました。

防災を家族の話題にすることが災害に備える初めの一歩、「防災劇場」を観た感想を話し合えば、防災をもっと身近に感じる良いきっかけになります。

「リビングくらしナビ」より